少し前から日本でも徐々に広がり始めた「FIRE」。
“Financial Independence, Retire Early” (経済的独立と早期リタイア)の略で、
早い段階から資産形成を始めて、定年退職を待たずにリタイアしよう!という考え方です。
今回は、「FIRE」という言葉を初めて聞いた人、聞いたことあるけどよくわからない人、なんとなくわかるけど結局何をどうすればいいのかわからない人にオススメの本を3冊ご紹介いたします。
『バビロンの大富豪の教え』
流行に乗じて「FIRE」を冠した書籍が増えてきました。
が、経済エンタメ研究所が推すFIRE本1冊目は、間違いなくこの本!
FIREが流行する前の本なので言葉としては出てきていませんが、FIREの概念を理解するのにこれ以上ない入門書です。
「経済的に独立して早期リタイアする」って言ったって、明日急に大金が手に入るわけではありません。
ごく普通の社会人が(バイトをしていれば大学生も)FIREを目指すなら、今日から何を変えていけばいいのか?
そのエッセンスが詰まっています。
いくつかのバージョンがありますが、初めての人にはサッと読めて重要事項が確認できるマンガ版がおすすめ。
また、Amazon Prime Reading対象となっているものもありますのでチェックしてみてください!
『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』
日本版FIREが流行り始めるきっかけとなった本。
人気ブログ「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた」の著者が、実践した資産形成の手法と背景にある投資哲学を徹底的に解説しており、再現性が高く真似しやすい手法と投資戦略がまとまっています。
FIREは海外から入ってきており翻訳本なども多数ありますが、やはりマーケット環境が日本と欧米では違うところがあります。
一方、本書は日本人が日本の会社に勤めながらFIREを達成するまでの軌跡を1冊にまとめていますので、本ブログの読者の方にも参考になると思います。
「22歳スタートで30歳セミリタイア」を日本で達成するのはすごいことですし、ゆっくり着実にFIREを目指す人にも参考になる考え方が満載です。
『FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド』
最後は、FIRE本として本屋でも最も目にすることが多いと思われるこの一冊。
海外で書かれた本の翻訳ですが、マーケット環境以外の個別論点は日本でも参考になることばかり。
「家は持ち家or賃貸?」「子育てしながらFIREはできるか?」「4%ルールって何?」などなど。
一から計画を立てるとき、もしくは立てた計画を実行しながら微調整するときに手元にあると心強い本です。
先に紹介した2冊もそうですが、全てを本に書かれた通りにやるには相当時間がかかるし、著者たちも最初から全てをできたわけではないでしょう。
まずは今日からできることを始め、徐々にできることを増やして計画を微修正していくと上手くいきやすいです。
経済的に自由になりたい人は、まずは本屋さんかAmazonで今回紹介した本をチェックしてみてください!
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